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今週デビューの注目馬ピックアップ
次回は2月23日に更新する予定です。


by つきじ修治



新馬勝ち馬の血統評価&配合ポイント

アラスカノオーロラ 牡 父キンシャサノキセキ 母ポジショントーク/シンボリクリスエス 小島茂之厩舎
評価  短〜中 芝□ ダ○
 Lady Angelaクロスを伴うNorthern Dancer5×4(中間断絶)を呼び水として祖母内ノーザンテーストを強調。父内欧州系の血や祖母内エルセンタウロに不備を生じており、硬い馬場でのスピード・瞬発力対応に不安を残すが、In ReaslityやAlibhaiのアシストを受け、ダートや時計を要する芝のマイル前後への適性は備わる。

チュウワウィザード 牡 父キングカメハメハ 母チュウワブロッサム/デュランダル 大久保龍志厩舎
評価  中距離 芝□ ダ○
 Mr. Prospector3×5(中間断絶)を呼び水として父の父方Kingmamboを強調。全体を通じて大きな不備を生じず、影響度数値LBCCとバランスも整っている。Nashua、Buckpasserのスタミナアシストを受け、適性はダート中距離。しぶとい末脚を武器とした安定した走りが見込めるタイプで、開花後は中堅級以上で通用可能。

ライラックカラー 牡 父ルーラーシップ 母ルルパンブルー/ジャングルポケット 藤沢和雄厩舎
評価  中距離 芝○ ダ□
 トニービン3×3(中間断絶)を呼び水として、Hornbeam5×5・7の系列ぐるみ、Northern Dancerクロスを伴うNureyev5×4により全体をリードする個性派配合。祖母の影響度数値「0」とバランスが崩れ、安定味に欠けるが、Gainsboroughを核とした血の流れや結合の良さは魅力。好調期の意外性は十分に秘めている。

ダンサール 牝 父ハーツクライ 母バラダセール/Not for Sale 須貝尚介厩舎
評価  中距離 芝○ ダ○
 Lyphard4×5(中間断絶)を呼び水として、Court Martial、Khaled−Hyperionの系列ぐるみで全体をリード。Almahmoudは世代ズレ、Mahmoudも母内は9代に一つで、この系統のスピード効果に疑問が残り、牝馬としては重厚な内容。とはいえ、父母のGainsborough系の流れが活用され、仕上がった際の底力は備わる。


by つきじ修治

メディア掲載情報
 東京スポーツ(系列紙含む)で連載されている「新馬戦血統指数」「新馬勝ち馬この一頭」「研究室の結論」以外のメディアでの活動状況をお知らせします。

2017.05.11
『ザッツPOG 2017〜2018』(東京スポーツ新聞社)が発売になりました。当事務所は「種牡馬別注目の2歳馬」のコーナーを担当しています。
2017.04.27
『競馬王のPOG本 2017−2018』(ガイドワークス)が発売になりました。当事務所は巻末袋とじ「最終結論」のコーナーを担当しています。
2017.04.27
『最強のPOG青本 2017〜2018』(KKベストセラーズ)が発売になりました。当事務所が新種牡馬について取材を受けた記事が「ドラフト対策」コーナー内に掲載されています。



ペガサス・ビューロー(ペガサス血統研)のI理論評価基準


 ペガサス・ビューロー(ペガサス血統研)では、下記のとおりチェック項目を@〜Jに分類し、評価ランクを6段階で設定しています(なお、下部4項目は評価ランクに反映されない参考データです)。

@主導明確性
A位置・配置
B血の結合度
C血の集合力
D弱点・欠陥
E影響度バランス
F種類・数
G質・再現度
H流れ・統一性
Iスピード要素
Jスタミナ要素
----------------
■芝適性
■ダート適性
■日本適性
■成長力

 血統評価ランクの算定は、まず@〜Jの各項目を○、□、△で評価した上で、○=10ポイント、□=5ポイント、△=0ポイントとし、それらすべてのポイントを合計します。

評価ランクと合計ポイント(全馬の想定分布率)
Sランク= 80以上 (2%)
Aランク= 70〜75(10%)
Bランク= 60〜65(20%)
Cランク= 50〜55(25%)
Dランク= 40〜45(35%)
Eランク= 35以下 (8%)

近年の活躍馬の評価例
ソウルスターリング
(父Frankel、母スタセリタ、母の父=Monsun)
評価ランク=
@主導明確性   〇
A位置・配置   □
B血の結合度   □
C血の集合力   〇
D弱点・欠陥   〇
E影響度バランス □
F種類・数    △66
G質・再現度   ○
H流れ・統一性  〇
Iスピード要素  □
Jスタミナ要素  ○
-----------------------
■芝適性     ○
■ダート適性   □
■日本適性    △
■成長力     ○
距離適性=中〜長
《初勝利時の評価コメント》
 Northern Dancer4・5×5の系列ぐるみを主導として、ドイツ系Birkhahnのスタミナをアシスト。その他にもPersian Gulf、Tantiemeなど重厚な欧州系の血が押さえられ、スタミナ面は父よりも上。いかにも欧州の深い芝向きといった内容で、今後の課題は日本の硬い芝への対応となるが、開花を果たした際の底力は十分に備わる。

サトノダイヤモンド(父ディープインパクト、母マルペンサ、母の父=Orpen)
評価ランク=
@主導明確性   □
A位置・配置   □
B血の結合度   〇
C血の集合力   □
D弱点・欠陥   〇
E影響度バランス 〇
F種類・数    □55
G質・再現度   □
H流れ・統一性  〇
Iスピード要素  □
Jスタミナ要素  □
-----------------------
■芝適性     ○
■ダート適性   □
■日本適性    □
■成長力     □
距離適性=中距離
《初勝利時の評価コメント》
 Halo3×4・5(中間断絶)とNorthern Dancerの系列ぐるみを前面に配しており、この形態は同父産駒ヴィルシーナ(ヴィクトリアM連覇)と共通性があるが、スピード・スタミナや全体のバランスという面でいえばむしろ当馬の方が上。距離の融通性も備わっており、開花を果たせば上位クラスで通用可能な血統構成の持ち主。