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今週デビューの注目馬ピックアップ

次回は2月21日に更新する予定です。



新馬勝ち馬の血統評価&配合ポイント

ロッタチャンセズ 牝 父ディープインパクト 母ワッツダチャンセズ/Diamond Green 堀宣行厩舎
評価  マ〜中 芝○ ダ□
 母はPersian Bold4×3(単一)により欧米の血をまとめた個性派配合馬。当馬は父母間に世代ズレを生じており、母の良さを再現できなかったが、Busted、Sir Ivorクロスを前面に持つことなど、好調期の意外性に通じる要素は十分に備わっている。クロス馬の種類が「42」と少なく、比較的早い時期に仕上がる可能性を秘める。
 
ヴァルキュリア 牝 父Tapit 母ピースアンドウォー/War Front 大久保龍志厩舎
評価  マ〜中 芝□ ダ○
 Ruby Slippers3×5の系列ぐるみを主導として、Fappiano−Mr. ProspectorやWhat a Pleasureのスピードを補給。シンプルさ欠き、必ずしも信頼度の高い配合ではないが、全体を通じて大きな不備なくまとめられ、特に米系スピードの生かし方に妙味がある。非常に個性的な内容を示し、きっちり仕上がった際の意外性は十分。
 
アキノスマート 牡 父スマートファルコン 母アキノロマンス/ソヴィエトスター 田中剛厩舎
評価  短〜中 芝□ ダ○
 Nureyev4×3はその父Northern Dancerの世代ズレにより影響力を弱め、主導はHail to Reasonクロスを伴うHalo4×4。シンプルさやバランス面に問題を残し、堅実な走りを見せるタイプではない。とはいえ、ヴェンチア(=Buisson Ardent)6×4(単一)のスピードも活用され、好調期にダート路線で意外性発揮は可能。
 
エイシンバイエルン 牝 父ディープインパクト 母トロピカルフロール/Big Shuffle 中尾秀正厩舎
評価  中距離 芝○ ダ□
 Northern Dancer5×5は中間断絶で影響力はやや弱く、Hail to Reason4×6とAlmahmoud5・7×7の系列ぐるみにより全体をリード。母系に配置されたドイツ系を活用できなかったことは惜しまれ、クラスが上がった際の信頼度は今一つだが、Haloへの血の集合力は備わり、好調期に芝中距離戦でしぶとい走りが見込める。


by つきじ修治

メディア掲載情報
 東京スポーツ(系列紙含む)で連載されている「新馬戦血統指数」「新馬勝ち馬この一頭」「研究室の結論」以外のメディアでの活動状況をお知らせします。

2019.05.09
『ザッツPOG 2019〜2020』(東京スポーツ新聞社)が発売になりました。「種牡馬別注目の2歳馬」のコーナーを担当しています。
2019.04.27
『天才! のPOG2019〜2020』(メディアボーイ)が発売になりました。「T理論で配合を読み斬る! 新種牡馬のススメ」のコーナーを担当しています。
2019.04.25
『競馬王のPOG本 2019−2020』(ガイドワークス)が発売になりました。巻末袋とじ「最終結論」のコーナーを担当しています。



ペガサス・ビューロー(ペガサス血統研)のI理論評価基準


 ペガサス・ビューロー(ペガサス血統研)では、下記のとおりチェック項目を@〜Jに分類し、評価ランクを6段階で設定しています(なお、下部4項目は評価ランクに反映されない参考データです)。

@主導明確性
A位置・配置
B血の結合度
C血の集合力
D弱点・欠陥
E影響度バランス
F種類・数
G質・再現度
H流れ・統一性
Iスピード要素
Jスタミナ要素
----------------
■芝適性
■ダート適性
■日本適性
■成長力

 血統評価ランクの算定は、まず@〜Jの各項目を○、□、△で評価した上で、○=10ポイント、□=5ポイント、△=0ポイントとし、それらすべてのポイントを合計します。

評価ランクと合計ポイント(全馬の想定分布率)
Sランク= 80以上 (2%)
Aランク= 70〜75(10%)
Bランク= 60〜65(20%)
Cランク= 50〜55(35%)
Dランク= 40〜45(30%)
Eランク= 35以下 (3%)

近年の活躍馬の評価例
ソウルスターリング
(父Frankel、母スタセリタ、母の父=Monsun)
評価ランク=
@主導明確性   ○
A位置・配置   □
B血の結合度   □
C血の集合力   ○
D弱点・欠陥   ○
E影響度バランス □
F種類・数    △66
G質・再現度   ○
H流れ・統一性  ○
Iスピード要素  □
Jスタミナ要素  ○
-----------------------
■芝適性     ○
■ダート適性   □
■日本適性    △
■成長力     ○
距離適性=中〜長
《初勝利時の評価コメント》
 Northern Dancer4・5×5の系列ぐるみを主導として、ドイツ系Birkhahnのスタミナをアシスト。その他にもPersian Gulf、Tantiemeなど重厚な欧州系の血が押さえられ、スタミナ面は父よりも上。いかにも欧州の深い芝向きといった内容で、今後の課題は日本の硬い芝への対応となるが、開花を果たした際の底力は十分に備わる。

サトノダイヤモンド(父ディープインパクト、母マルペンサ、母の父=Orpen)
評価ランク=
@主導明確性   □
A位置・配置   □
B血の結合度   ○
C血の集合力   □
D弱点・欠陥   ○
E影響度バランス ○
F種類・数    □55
G質・再現度   □
H流れ・統一性  ○
Iスピード要素  □
Jスタミナ要素  □
-----------------------
■芝適性     ○
■ダート適性   □
■日本適性    □
■成長力     □
距離適性=中距離
《初勝利時の評価コメント》
 Halo3×4・5(中間断絶)とNorthern Dancerの系列ぐるみを前面に配しており、この形態は同父産駒ヴィルシーナ(ヴィクトリアM連覇)と共通性があるが、スピード・スタミナや全体のバランスという面でいえばむしろ当馬の方が上。距離の融通性も備わっており、開花を果たせば上位クラスで通用可能な血統構成の持ち主。