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『Weekly 血統リポート』
      2024年4月25日号発売中!

【コンテンツ】
■新馬・未勝利戦勝ち上がり馬(4月20日〜4月29日、29頭)の配合評価&9代分析表
■2・3歳特別レース出走馬評価一覧(青葉賞、ユニコーンS、スイートピーS、矢車賞、わらび賞)

【お知らせ】
来週5月2日号は都合により、特別レース出走馬評価一覧を特別登録馬の段階で作成し、4月30日(火曜日)に発売いたします。ご了承ください。

価格=1,100円
※2024年5月31日以降=1,200円




 6月の2歳新馬戦開幕から日本ダービー開催までを1つのサイクルとして、毎週発行いたします。前週の2歳・3歳の新馬戦・未勝利戦勝ち馬評価と9代クロス馬分析表に加え、2歳・3歳特別レースが組まれている週には、その出走確定馬の配合評価一覧を収録します。

※6月以降の3歳未勝利戦勝ち馬については、短評を省略した評価データを掲載。また、3歳特別レースの評価掲載は日本ダービー開催週まで(3歳限定重賞レースは菊花賞まで)となります。

※変則開催の場合を除き、毎週木曜日の夜に販売を開始する予定です。
※商品内容や販売時期、価格等は変更になる可能性がありますので、ご了承ください。




新馬戦勝ち馬配合評価(簡易版)

3歳新馬戦はすべて終了しました。
このコーナーの更新は2歳新馬戦の開始までお待ちください。
 



2歳・3歳重賞レース上位馬配合評価
(G1=5着、G2=3着、G3=2着まで)

フローラステークス・G2・芝2000m

1着
アドマイヤベル 牝
父スワーヴリチャード
母ベルアリュール2/Numerous
評価 B マ〜中 芝○ ダ□
@□ A△ B○ C□ D□ E□ F○49 G□ H□ I□ J□ 日本適性□ 成長力□
母の父内3代目Mr. Prospector、4代目Raise a Native、Nijinskyなどが世代ズレとなり、必ずしも信頼度の高い形態ではない。とはいえ、Grey Sovereign−Nasrullahの系統を核として、Kalamoun6×4、Riverman5×5(中間断絶)により欧州系の血をまとめた点に妙味がある。好調期の意外性は十分に秘めた個性派配合馬。

2着
ラヴァンダ 牝
父シルバーステート
母ゴッドパイレーツ/ベーカバド
評価 B 中距離 芝○ ダ□
@○ A△ B□ C□ D□ E□ F□52 G○ H□ I□ J□ 日本適性△ 成長力□
Roberto4×5の系列ぐるみを主導として、Lyphard、Busted、Sir Ivorなどを通じて良質なスピード・スタミナを補給。母の父内に世代後退が見られ、安定味やクラスが上がった際の決め手は今一つだが、Silver Hawkやウインドインハーヘアの生かし方に妙味があり、開花後は平均ペースの芝中距離でしぶとい脚が使えるタイプ。

3着
カニキュル 牝
父エピファネイア
母シャルール/ゼンノロブロイ
評価 B 中距離 芝○ ダ□
@○ A□ B□ C□ D□ E□ F□57 G□ H□ I□ J□ 日本適性△ 成長力○
Hail to Reasonの系列ぐるみ主導は比較的明確で、Buckpasser−Tom Foolの系統がPharamondを通じてサンデーサイレンス4×3(中間断絶)の傘下に収まり、スピード・スタミナ両面をアシストしている点にも妙味がある。使われつつ徐々に成長するタイプで、平均ペースの芝中距離戦向き。開花後のタフさを秘めている。


by つきじ修治



メディア掲載情報
2023.04.26
『競馬王のPOG本 2023−2024』(ガイドワークス)が発売になりました。当事務所は巻末袋とじ「最終結論」コーナーを担当しています。

2023.04.24
『天才!のPOG青本 2023−2024』(メディアボーイ)が発売になりました。当事務所は「I理論で予見する! 新種牡馬を討究」コーナーを担当しています。



ペガサス・ビューロー(ペガサス血統研)のI理論評価基準


 ペガサス・ビューロー(ペガサス血統研)では、下記のとおりチェック項目を@〜Jに分類し、評価ランクを6段階で設定しています(なお、下部4項目は評価ランクに反映されない参考データです)。

@主導明確性
A位置・配置
B血の結合度
C血の集合力
D弱点・欠陥
E影響度バランス
F種類・数
G質・再現度
H流れ・統一性
Iスピード要素
Jスタミナ要素
----------------
■芝適性
■ダート適性
■日本適性
■成長力

 血統評価ランクの算定は、まず@〜Jの各項目を○、□、△で評価した上で、○=10ポイント、□=5ポイント、△=0ポイントとし、それらすべてのポイントを合計します。

評価ランクと合計ポイント(生産全馬の想定分布率)
Sランク= 80以上 (1%)
Aランク= 70〜75(6%)
Bランク= 60〜65(25%)
Cランク= 50〜55(40%)
Dランク= 40〜45(25%)
Eランク= 35以下 (3%)


≪近年の活躍馬の評価例≫

Ace Impact 牡
父Cracksman
母Absolutly Me/Anabaa Blue
評価ランク=
@主導明確性   ○
A位置・配置   △
B血の結合度   ○
C血の集合力   □
D弱点・欠陥   ○
E影響度バランス ○
F種類・数    □51
G質・再現度   ○
H流れ・統一性  □
Iスピード要素  ○
Jスタミナ要素  ○
-----------------------
■芝適性     ○
■ダート適性   □
■日本適性    △
■成長力     ○
距離適性=中〜長
《評価コメント》
 Northern Danzig5・5×4の系列ぐるみを主導として、これにNever Bendのスピード、Bustino〜Crepelloのスタミナをアシスト。生きている血の質は非常に高く、そして何より、Allegretta5×4(中間断絶)によりドイツ系など特殊な欧州系の血をまとめた点に妙味がある。近年の凱旋門賞馬の中でも特に優れた血統構成を示している。

イクイノックス 牡
父キタサンブラック
母シャトーブランシュ/キングヘイロー
評価ランク=
@主導明確性   ○
A位置・配置   □
B血の結合度   ○
C血の集合力   □
D弱点・欠陥   □
E影響度バランス □
F種類・数    □55
G質・再現度   ○
H流れ・統一性  □
Iスピード要素  □
Jスタミナ要素  □
-----------------------
■芝適性     ○
■ダート適性   □
■日本適性    △
■成長力     □
距離適性=中距離
《評価コメント》
 Halo4×4は中間断絶で影響力はやや弱く、全体をリードするのはNorthern Dancerクロスを伴うLyphard5・5×4。この主導は父の傾向を受け継ぐもので、さらにSir Ivor6×5の系列ぐるみによるスピード・スタミナアシストにも魅力がある。仕上げやすい内容ではないが、きっちり開花した際の意外性は十分に秘めている。