メディア掲載情報
2023.04.26
『競馬王のPOG本 2023−2024』(ガイドワークス)が発売になりました。当事務所は巻末袋とじ「最終結論」コーナーを担当しています。
2023.04.24
『天才!のPOG青本 2023−2024』(メディアボーイ)が発売になりました。当事務所は「I理論で予見する! 新種牡馬を討究」コーナーを担当しています。
ペガサス・ビューロー(ペガサス血統研)のI理論評価基準
ペガサス・ビューロー(ペガサス血統研)では、下記のとおりチェック項目を@〜Jに分類し、評価ランクを6段階で設定しています(なお、下部4項目は評価ランクに反映されない参考データです)。
@主導明確性
A位置・配置
B血の結合度
C血の集合力
D弱点・欠陥
E影響度バランス
F種類・数
G質・再現度
H流れ・統一性
Iスピード要素
Jスタミナ要素
----------------
■芝適性
■ダート適性
■日本適性
■成長力
血統評価ランクの算定は、まず@〜Jの各項目を○、□、△で評価した上で、○=10ポイント、□=5ポイント、△=0ポイントとし、それらすべてのポイントを合計します。
評価ランクと合計ポイント(生産全馬の想定分布率)
Sランク= 80以上 (2%)
Aランク= 70〜75(10%)
Bランク= 60〜65(25%)
Cランク= 50〜55(35%)
Dランク= 40〜45(25%)
Eランク= 35以下 (3%)
近年の活躍馬の評価例
ソウルスターリング(父Frankel、母スタセリタ、母の父=Monsun)
評価ランク=S
@主導明確性 ○
A位置・配置 □
B血の結合度 □
C血の集合力 ○
D弱点・欠陥 ○
E影響度バランス □
F種類・数 △66
G質・再現度 ○
H流れ・統一性 ○
Iスピード要素 □
Jスタミナ要素 ○
-----------------------
■芝適性 ○
■ダート適性 □
■日本適性 △
■成長力 ○
距離適性=中〜長
《初勝利時の評価コメント》
Northern
Dancer4・5×5の系列ぐるみを主導として、ドイツ系Birkhahnのスタミナをアシスト。その他にもPersian
Gulf、Tantiemeなど重厚な欧州系の血が押さえられ、スタミナ面は父よりも上。いかにも欧州の深い芝向きといった内容で、今後の課題は日本の硬い芝への対応となるが、開花を果たした際の底力は十分に備わる。
サトノダイヤモンド(父ディープインパクト、母マルペンサ、母の父=Orpen)
評価ランク=A
@主導明確性 □
A位置・配置 □
B血の結合度 ○
C血の集合力 □
D弱点・欠陥 ○
E影響度バランス ○
F種類・数 □55
G質・再現度 □
H流れ・統一性 ○
Iスピード要素 □
Jスタミナ要素 □
-----------------------
■芝適性 ○
■ダート適性 □
■日本適性 □
■成長力 □
距離適性=中距離
《初勝利時の評価コメント》
Halo3×4・5(中間断絶)とNorthern
Dancerの系列ぐるみを前面に配しており、この形態は同父産駒ヴィルシーナ(ヴィクトリアM連覇)と共通性があるが、スピード・スタミナや全体のバランスという面でいえばむしろ当馬の方が上。距離の融通性も備わっており、開花を果たせば上位クラスで通用可能な血統構成の持ち主。