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今週デビューの注目馬ピックアップ
2月16日
東京4R・ダ1400m・16頭
メイショウカスガ
ロードトゥドラゴン
ノボオリエンス
ブルーコーラル
ビービーアライヴ
 メイショウカスガの配合はクロス馬の世代に少しズレを生じているが、父ゴールドアリュールや母の父Pulpitの持つ米系スピード・スタミナは比較的うまく活用され、早期ダート戦への適性を秘めている。
 ロードトゥドラゴンはNorthern Dancerクロスを伴うNijnsky7×5・5を主導として、母ラタンバスケットを強調。使われつつ良くなるタイプかもしれないが、開花後は芝・ダートを問わずしぶとさ発揮可能。

京都3R・ダ1800m・16頭
カタールパール
シブヤクロッシング
ルナール
ダノンサザン
アドマイヤジョイ
 カタールパールはデインヒル3×4(中間断絶)を呼び水として、Northern Dancerの系列ぐるみにより全体をリード。Blushing Groom5×5(中間断絶)も活用され、生きている血の質の良さに魅力がある。
 シブヤクロッシングの血統構成はSir Gaylord−
Somethingroyalが前面でクロス。父Medaglia d'Oroや母の父A. P. Indyのスピード・スタミナが再現されたダート巧者タイプの内容を示している。

2月17日
東京5R・芝1800m・16頭
デッドアヘッド
チェリッシュユー
アイリスフィール
ラヴアフェアー
エリーキャナル
 デッドアヘッドの配合はHail to Reasonクロスを伴うHalo3×4により全体をリード。近親度は強いものの、主導の明確性や血の結合状態に見どころがあり、ハーツクライ産駒としては早期の開花が見込める。
 チェリッシュユーはKrs4×4、Mr. Prospector4×
4(ともに単一)、Natalma6×6・7の系列ぐるみがNative Dancerを介して連動。生きている血の質も良く、なかなか妙味のある血統構成の持ち主。

小倉5R・芝2000m・18頭
シャドウアロング
アイアムレジェンド
グレートベースン
カリボール
ダノンバリアント
 シャドウアロングはNorthern Dancer5×5・6・6の系列ぐるみを主導として、Almahmoud、Turn-toを通じてHaloのスピードをアシスト。比較的早期に仕上がる可能性を秘め、2000mの距離も合っている。
 アイアムレジェンドは天皇賞(春)の勝ち馬スズカマンボの半弟。Northern Dancer5×4・5(中間断絶)呼び水のもと、影響度数値DBDHとバランス良くまとめられ、開花後の堅実性を秘めた配合馬。


by つきじ修治



新馬勝ち馬の血統評価&配合ポイント

ペガサス 牡 父キモンノカシワ 母ベルモントアイリス/アジュディケーティング 大久保龍志厩舎
評価  短〜中 芝□ ダ○
 父母の血の流れが異なることや、クロス馬の種類「61」と血の統一性を欠いていることがマイナス材料で、硬い芝に適応する素軽さや切れ、安定味などは今一つ。長所はBold Ruler6×5の系列ぐるみを主導として、強調された母の父アジュディケーティングのスピードが再現されたこと。好調期にダート路線で意外性発揮は可能。

ミッキーセオリー 牡 父ダノンシャンティ 母ミッキーレモン/ロージズインメイ 久保田貴士厩舎
評価  短〜中 芝○ ダ○
 Glorious Song3×4の系列ぐるみを主導とした個性的な血統構成の持ち主。近親度の強さや母系の世代後退などの影響から、安定した走りを見せるタイプではないが、Gainsboroughを核とした血の流れが保たれ、早期レースでの意外性発揮は見込める。ダート適性が備わり、芝も時計を要する馬場や単調なレースなら対応可能。

メイショウハナグシ 牝 父ブラックタイド 母メイショウガザニア/キングヘイロー 飯田祐史厩舎
評価  マ〜中 芝○ ダ○
 Halo3×4の系列ぐるみ、次いでNorthern Dancerクロスを伴うLyphard4×4、Sir Ivor5×5の系列ぐるみで全体をリード。問題は祖母の世代後退により全体のバランスが崩れたことで、モロさの同居するタイプと推測される。とはいえ、Mahmoudを核とした血の流れには見どころがあり、好調期の意外なしぶとさが備わる。

カレンモエ 牝 父ロードカナロア 母カレンチャン/クロフネ 安田隆行厩舎
評価  短〜中 芝○ ダ○
 Nijinsky7×5、Hornbeam7×5、Bold Ruler6・7×6の系列ぐるみにより全体をリード。主導の明確性を備えられなかったことは上位クラスに入った際の不安材料だが、影響度数値CCCGと非常にバランス良くまとめられた点に魅力がある。開花後は母と同様、しぶとい先行力を武器とした安定した走りが見込めるタイプ。

テイクザヘルム 牝 父ノヴェリスト 母ヴェラブランカ/クロフネ 安田翔伍厩舎
評価  中距離 芝○ ダ□
 父内ドイツ系の血を生かせず、不備を生じたことは信頼を欠く要因となり、必ずしも成功確率の高い配合形態ではない。とはいえ、Northern Dancer5・6×5・6の主導は比較的明確で、また強調された祖母の質は良く、その生かし方も悪くない。父の血のイメージよりも仕上がりは早く、早期・中距離戦への滝性は備わっている。


by つきじ修治

メディア掲載情報
 東京スポーツ(系列紙含む)で連載されている「新馬戦血統指数」「新馬勝ち馬この一頭」「研究室の結論」以外のメディアでの活動状況をお知らせします。

2018.05.10
『ザッツPOG 2018〜2019』(東京スポーツ新聞社)が発売になりました。当事務所は「種牡馬別注目の2歳馬」のコーナーを担当しています。
2018.04.26
『競馬王のPOG本 2018−2019』(ガイドワークス)が発売になりました。当事務所は巻末袋とじ「最終結論」のコーナーを担当しています。



ペガサス・ビューロー(ペガサス血統研)のI理論評価基準


 ペガサス・ビューロー(ペガサス血統研)では、下記のとおりチェック項目を@〜Jに分類し、評価ランクを6段階で設定しています(なお、下部4項目は評価ランクに反映されない参考データです)。

@主導明確性
A位置・配置
B血の結合度
C血の集合力
D弱点・欠陥
E影響度バランス
F種類・数
G質・再現度
H流れ・統一性
Iスピード要素
Jスタミナ要素
----------------
■芝適性
■ダート適性
■日本適性
■成長力

 血統評価ランクの算定は、まず@〜Jの各項目を○、□、△で評価した上で、○=10ポイント、□=5ポイント、△=0ポイントとし、それらすべてのポイントを合計します。

評価ランクと合計ポイント(全馬の想定分布率)
Sランク= 80以上 (2%)
Aランク= 70〜75(10%)
Bランク= 60〜65(20%)
Cランク= 50〜55(35%)
Dランク= 40〜45(30%)
Eランク= 35以下 (3%)

近年の活躍馬の評価例
ソウルスターリング
(父Frankel、母スタセリタ、母の父=Monsun)
評価ランク=
@主導明確性   〇
A位置・配置   □
B血の結合度   □
C血の集合力   〇
D弱点・欠陥   〇
E影響度バランス □
F種類・数    △66
G質・再現度   ○
H流れ・統一性  〇
Iスピード要素  □
Jスタミナ要素  ○
-----------------------
■芝適性     ○
■ダート適性   □
■日本適性    △
■成長力     ○
距離適性=中〜長
《初勝利時の評価コメント》
 Northern Dancer4・5×5の系列ぐるみを主導として、ドイツ系Birkhahnのスタミナをアシスト。その他にもPersian Gulf、Tantiemeなど重厚な欧州系の血が押さえられ、スタミナ面は父よりも上。いかにも欧州の深い芝向きといった内容で、今後の課題は日本の硬い芝への対応となるが、開花を果たした際の底力は十分に備わる。

サトノダイヤモンド(父ディープインパクト、母マルペンサ、母の父=Orpen)
評価ランク=
@主導明確性   □
A位置・配置   □
B血の結合度   〇
C血の集合力   □
D弱点・欠陥   〇
E影響度バランス 〇
F種類・数    □55
G質・再現度   □
H流れ・統一性  〇
Iスピード要素  □
Jスタミナ要素  □
-----------------------
■芝適性     ○
■ダート適性   □
■日本適性    □
■成長力     □
距離適性=中距離
《初勝利時の評価コメント》
 Halo3×4・5(中間断絶)とNorthern Dancerの系列ぐるみを前面に配しており、この形態は同父産駒ヴィルシーナ(ヴィクトリアM連覇)と共通性があるが、スピード・スタミナや全体のバランスという面でいえばむしろ当馬の方が上。距離の融通性も備わっており、開花を果たせば上位クラスで通用可能な血統構成の持ち主。