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今週デビューの注目馬ピックアップ
次回は1月26日に更新する予定です。


by つきじ修治



新馬勝ち馬の血統評価&配合ポイント

トラストテッペン 牝 父トランセンド 母カウントオンミー/バブルガムフェロー 高木登厩舎
評価  マ〜中 芝○ ダ○
 Northern Dancer6×5・5・6の系列ぐるみにより全体をリード。惜しまれるのは父の父方Wild Again内5代目でNearcticとKhaledがクロスとなり、中途半端に強い影響力を示すこと。そのため、血の集合の明確性が失われており、芝スピード対応は割引が必要となる。ダート路線ならば中堅級あたりで通用可能な内容を示す。

エイシンデルフィー 牝 父エイシンアポロン 母エーシンピュリティ/アグネスタキオン 今野貞一厩舎
評価  マ〜中 芝○ ダ○
 Northern Dancerクロスを伴うLyphard4×4とHalo6×4の系列ぐるみにより全体をリードしているが、その他にBallinderry、Balladeなども前面でクロス。シンプルさに欠けることは否めず、安定味に欠けるタイプと推測される。そのかわり、生きている血の質は悪くなく、ダートや時計を要す芝で好調期の意外発揮は可能。

エイカイキング 牡 父キングカメハメハ 母エミーズスマイル/アグネスタキオン 藤原英昭厩舎
評価  中距離 芝○ ダ○
 Northern Dancer5・5・7×6(中間断絶)を呼び水として、Hornbeam6×6の系列ぐるみにより全体をリード。これにAlmahmoudやTudor Minstrelなどのスピードがアシストされ、芝・ダート兼用資質を備えた中距離型の配合内容。影響度数値DB@Bとシンプルかつバランス良くまとめられ、開花後の堅実な走りが可能。

グロンフォール 牡 父ハーツクライ 母キラーグレイシス/Congaree 新開幸一厩舎
評価  マ〜中 芝□ ダ○
 祖母の血が新しく、Hail to ReasonーTurn-to、Cosmahなどが世代ズレを生じたことは不安材料。救いはNorthern Dancer5×5・5の系列ぐるみ主導が明確になったことや、「44」と少ないクロス馬でまとめられたこと。同父産駒として信頼度の高い配合形態とはいえないが、好調期に意外性を発揮する可能性は秘める。

ロフティフレーズ 牝 父ロードカナロア 母モンクール/ディープインパクト 上原博之厩舎
評価  短〜中 芝○ ダ○
 Lady Angelaクロスを伴うNorthern Dancer5・6・6・8×4・6(中間断絶)により祖母内ノーザンテーストを強調。これにBold Ruler、Buckpaserなど米系スピード・スタミナをアシスト。クラスが上がった際の瞬発力勝負や安定味といった点にやや不安を残すが、早期の完成が見込める芝・ダート兼用のマイラータイプ。

オールフォーラヴ 牝 父ディープインパクト 母レディアルバローザ/キングカメハメハ 中内田充正厩舎
評価  中距離 芝○ ダ□
 母内に世代後退が見られ、父の主導Almahmoudがズレを生じたことは上位クラスの瞬発力勝負において割引き材料となる。とはいえ、「44」と少ないクロス馬によりまとめられ、Sir Gaylord−Turn-toの主導も比較的明確になったことはこの配合のポイント。平均ペースの芝中距離向きで、息の長い末脚を武器とした走りが可能。

サラキア 牝 父ディープインパクト 母サロミナ/Lomitas 池添学厩舎
評価  中距離 芝○ ダ□
 Northern Dancer5×5・6主導のもと、父のスピード・スタミナキーホースはほぼ押さえられている。惜しまれるのは母内ドイツ系の血を活用できなかったことで、ここはクラスが上がった際にツメの甘さを見せる要因となりそう。とはいえ、「40」と少ないクロスによりまとめられ、父母の血のイメージよりも開花の早いタイプ。


by つきじ修治

メディア掲載情報
 東京スポーツ(系列紙含む)で連載されている「新馬戦血統指数」「新馬勝ち馬この一頭」「研究室の結論」以外のメディアでの活動状況をお知らせします。

2017.05.11
『ザッツPOG 2017〜2018』(東京スポーツ新聞社)が発売になりました。当事務所は「種牡馬別注目の2歳馬」のコーナーを担当しています。
2017.04.27
『競馬王のPOG本 2017−2018』(ガイドワークス)が発売になりました。当事務所は巻末袋とじ「最終結論」のコーナーを担当しています。
2017.04.27
『最強のPOG青本 2017〜2018』(KKベストセラーズ)が発売になりました。当事務所が新種牡馬について取材を受けた記事が「ドラフト対策」コーナー内に掲載されています。



ペガサス・ビューロー(ペガサス血統研)のI理論評価基準


 ペガサス・ビューロー(ペガサス血統研)では、下記のとおりチェック項目を@〜Jに分類し、評価ランクを6段階で設定しています(なお、下部4項目は評価ランクに反映されない参考データです)。

@主導明確性
A位置・配置
B血の結合度
C血の集合力
D弱点・欠陥
E影響度バランス
F種類・数
G質・再現度
H流れ・統一性
Iスピード要素
Jスタミナ要素
----------------
■芝適性
■ダート適性
■日本適性
■成長力

 血統評価ランクの算定は、まず@〜Jの各項目を○、□、△で評価した上で、○=10ポイント、□=5ポイント、△=0ポイントとし、それらすべてのポイントを合計します。

評価ランクと合計ポイント(全馬の想定分布率)
Sランク= 80以上 (2%)
Aランク= 70〜75(10%)
Bランク= 60〜65(20%)
Cランク= 50〜55(25%)
Dランク= 40〜45(35%)
Eランク= 35以下 (8%)

近年の活躍馬の評価例
ソウルスターリング
(父Frankel、母スタセリタ、母の父=Monsun)
評価ランク=
@主導明確性   〇
A位置・配置   □
B血の結合度   □
C血の集合力   〇
D弱点・欠陥   〇
E影響度バランス □
F種類・数    △66
G質・再現度   ○
H流れ・統一性  〇
Iスピード要素  □
Jスタミナ要素  ○
-----------------------
■芝適性     ○
■ダート適性   □
■日本適性    △
■成長力     ○
距離適性=中〜長
《初勝利時の評価コメント》
 Northern Dancer4・5×5の系列ぐるみを主導として、ドイツ系Birkhahnのスタミナをアシスト。その他にもPersian Gulf、Tantiemeなど重厚な欧州系の血が押さえられ、スタミナ面は父よりも上。いかにも欧州の深い芝向きといった内容で、今後の課題は日本の硬い芝への対応となるが、開花を果たした際の底力は十分に備わる。

サトノダイヤモンド(父ディープインパクト、母マルペンサ、母の父=Orpen)
評価ランク=
@主導明確性   □
A位置・配置   □
B血の結合度   〇
C血の集合力   □
D弱点・欠陥   〇
E影響度バランス 〇
F種類・数    □55
G質・再現度   □
H流れ・統一性  〇
Iスピード要素  □
Jスタミナ要素  □
-----------------------
■芝適性     ○
■ダート適性   □
■日本適性    □
■成長力     □
距離適性=中距離
《初勝利時の評価コメント》
 Halo3×4・5(中間断絶)とNorthern Dancerの系列ぐるみを前面に配しており、この形態は同父産駒ヴィルシーナ(ヴィクトリアM連覇)と共通性があるが、スピード・スタミナや全体のバランスという面でいえばむしろ当馬の方が上。距離の融通性も備わっており、開花を果たせば上位クラスで通用可能な血統構成の持ち主。